いつでも再チャレンジできる社会を!
私が政治の世界に関心を持ったのは大学生の時です。今から20年以上前ですが、当時参議院議員であった女性政治家が私達大学生に言いました。「女性の政治家がとにかく少ない。あなたたちにも目指して欲しい」と。講演に感銘を受けた私は、彼女の学生インターンになりました。
卒論は、地盤も看板もかばんもない一般人であった前米沢市長の安部三十郎さんの選挙を手伝い、2世でも3世でもないが、ただ志だけがある人が政治の世界に挑戦していく姿を追い、民主主義における「市民力」の底力を垣間見ました。
同時期から、さきがけを旗揚げした田中秀征先生の民権塾生として、政治本来のあるべき姿について考えるようになりました。政治不信、官権主導の政治、どうせ変わらないだろうという諦めなど、政治に対する時代の要請は少しずつ変わってはいます。しかし、未だに満足がいかないどころか、今はさらに劣化した状況にあるのではないでしょうか。
「失われた30年」と言われ、格差は拡大し、この国の底は抜けつつあります。私は今を生きる大人として、子どもたちが夢を持ち、頑張れば報われる社会を残していきたい。この国を投げ出さずにできることをやり、政治を諦めたくない。そして、日本をもう一度世界から必要とされる国にしていく。その一心で挑戦の扉を押しました。
地方議会を選んだのは、この6年半さいたま市議会における「民主改革さいたま市議団」で政務調査員を務めていた経験からです。国政では動かしにくいことも、小さい単位ならスピード感をもって変化させることができます。コロナを経験した私たちは、足元の生活の安心安全がいかに大切か身を持って知ったのではないでしょうか。また、子どもたちの環境を整えていくことも地方政治の大事な役割です。画一的な公教育に行き詰まりを感じて自分をだせない子どもたちの可能性をもっと広げていく。まず埼玉県が県民のための政治を行い、衰退していく日本を立て直す原動力になる。
出産、子育てに奮闘して18年。主婦であり、3人の子の母であるただの一般人がもう一度人生をかけて再チャレンジをする。いつでもやる気になればチャンスがある社会を私が先頭に立ってつくっていきます。
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