夏の視察報告 防災編② 彩の国会議 災害支援ボランティア地域別交流会~9月10日~
- サイト管理者
- 9月13日
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上尾で行われた「彩の国会議」さん主催のイベントは、地域で活動するボランティア団体が集い、知り合い、関係性を築いていくための地域別交流会でした。
まずは埼玉県内でもいくつかある老舗団体のうち、東日本大震災を契機に誕生し、上尾を活動拠点とする復興ボランティアチーム「ReVA」代表である市川さんの講演からスタート。
どのように活動を深め、続けてきたのか、またその蓄積からやっぱり大切なのは平時から顔の見える関係をいかに作っておくかだ、ということを数々の被災地支援の経験を交えお聞かせいただきました。
市川さんの名言をご紹介させていただくと、
「行政は〇と○○を守る
社会福祉協議会は○○を守る
住民は地域の○○○○○○を守る」
答え;(順に)命、財産、生活、コミュニティ
では、企業やボランティアは何を守るか?そして、ボランティアはどこまで引き受けるか?という考えさせられる問いに。
後半のグループワークでは、災害時に重要な要素となる7つ「①食と栄養②こども③物資④保健医療・福祉⑤外国人⑥ペット⑦家屋保全」についてそれぞれ課題と対応策を話し合いました。
土地の特性により想定される災害に違い(水害の有無)があったり、行政組織の在り方も地域事情があると思います。今年度の「彩の国会議」さんの取組みはそれぞれの地域での関係性の構築、足腰を強くし、埼玉県の防災力を向上させる一歩です。しかし、こうしたネットワークづくりは、災害時だけではなく地域の財産になってくると感じました。
引き続き各地域の皆様にご賛同いただき、ご参集いただけるよう私も応援してまいります。