9月定例会報告⑥閉会

16日に閉会予定だった定例会が終わったのは、17日午前5時55分でした。議案は一般会計補正予算をはじめ、彩の国功労賞の贈呈について等知事提出議案32件可決(同意含む)、議員提出議案16件を可決しました。
異例の事態となったのは、「田村琢実議員に対する処分要求の件」と「井上航議員に対する懲罰の動議の件」が提出されたからです。我々民主フォーラムとしても、様々な意見が出ましたが、最終的には2件共に反対の討論を行いました。(以下に全文記載)
今後も県民のための政治を行うことを第一に考え、政治への期待感が喪失しないよう一議会人として取り組んでまいります。
⚫︎「田村琢実議員に対する処分要求の件」への反対討論
「私はあなたの意見に大反対です。しかし、あなたが自由に意見を述べる権利を、 私は命をかけて守ります。」これは思想家ヴォルテールが民主主義について述べた言葉です。そして、議会は民主主義の土台です。その中で、意見が違うからといって「バカ」というやじを飛ばすことは、決して看過できるものではありません。
しかし、田村議員は、委員会で発言を撤回し、代表者会議において、井上議員に直接謝罪するとともに、公の場である議会運営委員会においても謝罪をされています。 既に公式の場でも謝罪が行われていることを考えますと、何度も同じ行為を強いることは、もはや懲罰のための懲罰になってしまいます。今、議会として必要なのは、再発防止と節度ある議論の確保であり、謝罪の「回数」を増やすことではありません。
以上の理由から、本処分要求には賛成しかねます。
⚫︎「井上航議員に対する懲罰の動議の件」への反対討論
次に、井上航議員に対する懲罰の動議に対し、反対の立場から討論を行います。 本動議は、委員会終了時における井上議員の退席時の行為を問題視するものです。しかしながら、本件は委員会が正式に終了した後の出来事であり、委員会の審議そのものを直接害したとは言えません。
また動議では「大きな音」や「威嚇行為」と指摘されていますが、どの程度の音であったのか、真に威嚇の意図があったのかといった客観的な事実関係や証拠は極めて曖昧です。 客観的な証拠や事実認定が不十分であり、懲罰に値するかどうか判断できない以上、慎重を期して本動議には反対すべきです。
その上で、井上議員のとった態度については、ひどいやじが原因であったと推察致します。しかし、議会は言論の場であります。椅子を机にあてつけるのではなく、その場で田村議員に対し、言葉で抗議を行うことこそが、議員として取るべき行動ではなかったでしょうか。
以上、一言申し上げて、反対討論といたします。





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