都道府県議会議員研究交流大会
- サイト管理者
- 11月13日
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11日は、全国から集まった都道府県議会議員による地方自治に関する勉強会と意見交換会に出席しました。
第一部は国立感染症研究所の前田健先生による「ワンヘルスの推進について」
ワンヘルスとは、ヒト、動物、環境の健康を統合的に追求するアプローチのことです。新型コロナウイルス流行時、飼い主から感染した犬は推計28万頭、猫は36万頭で、ライオンの感染も判明しています。新興感染症の多くは動物を媒介としており、より良い公衆衛生を達成するためにもヒトと動物の共生について考える必要性は高まっています。
第二部は内閣官房新しい地方経済・生活環境創生本部事務局長の海老原諭氏による「地方創生をめぐる最近の動向について」
東京一極集中と言われるが、動向には男女差があり、若い男性は東京に流入してもいずれまた出ていくが、若い女性達は東京に流入したら地元にはもう戻らない傾向。若い女性が住み続けたいと思う町であるためにはどうすべきか考えるべし、と。
また、高市内閣になり一昨日ちょうど「地域未来戦略本部」が発足しました。今までよりも各地域で「強い」経済を目指すため、産業用地・産業インフラの確保として工業用地1万haの増加を進めていく方針とのことです。
第三部はパネルディスカッション「地方創生の推進と地方議会の役割」
全国都道府県議会議長会として昨年度は国に対し、人口減少に打ち勝つ新たな地方創生の推進に関する提言をまとめ、具体的な施策を要望したとのこと。
各地域によって人口減少度合いも課題も様々ですが、地方創生が必要な理由への共通理解がないことや、目指す姿が示されていないという指摘は広報戦略にも関わる大切な視点と感じました。








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