夏の視察報告 児童福祉編 ① 社会福祉法人 愛の泉 ~8月27日福祉保健委員会にて~
- サイト管理者
- 2025年9月10日
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加須にある「社会福祉法人 愛の泉」さんは乳児院、児童養護施設、保育所、養護老人ホーム、特別養護老人ホームの運営をされ、今年が創立80年。戦後直後からキリスト教の精神に則り、長らく児童福祉に貢献されてきました。
今回は埼玉県より委託されている里親支援センターにおけるフォスタリング事業の状況と、児童家庭支援センター(愛泉こども家庭センター)について主にお話を伺いました。
埼玉県の里親委託率は令和5年度末で20.6%。里親登録数は677世帯ですが、社会的養護にある児童数1480人に対して、里親委託されている児童数は221人、ファミリーホームに委託されている児童数は84人となっています。昨今は虐待され心に傷を負った子供たちが多く、マッチングもなかなか難しいようです。埼玉県では令和11年度までに里親委託率を42%まで上げる目標を持っており、愛泉さんから県へ、里親子への個別支援と同時に、里親の養育力を高めるための支援も求められました。
私自身、3人の子どもの育児をしていた頃、自分の思い通りに動いてくれない子供たちに苛々することが多々ありましたが、私の母に子供は天から預かっている存在で、自分のものだと思わないようにとよく諭されました。親子の間柄は愛情だけで完結するものでもありません。親を孤立させないためにも、血のつながりにかかわらず家庭への支援が大切です。困っている時に助けを求めることができる環境づくりをしっかり行っていかなくてはなりません。
また、愛泉さんからは職員の人材確保がより厳しくなっていることについても伺いました。児童養護施設は24時間体制で、交代勤務のやりくりが大変。子供との時間をどう確保するのかに悩む。配置数を増やして欲しいという声は切実なものでした。




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