就労継続支援B型作業所　視覚障害者サポートセンター　すきっぷ　視察

　18日、今月新しく浦和にオープンした「すきっぷ」さんに、佐伯加寿美さいたま市議会議員のお声がけでお話を伺ってきました。

　「すきっぷ」が目指すのは、「視覚障害者が住みやすい社会を共に創る」ことで、①情報提供、②自由な外出、③生活に必要な収入の3つの解決のサポートをしています。

　同行援護事業のガイドヘルパー紹介、当事者によるピアサポート（相談）事業、また、毎週水曜日は歩行訓練士が来所し、白杖や拡大鏡などの選定相談もできます。そして、Ｂ型作業所として視覚障害者だけでなく知的や精神障害者も受け入れています。

　県内には約1万4000人の視覚障害者がいらっしゃいますが、中高年になってから視力を失う方が増えており、点字も読めない方も多くなっているなか、今やスマホが生活を支える重要な役割を果たしているそうで、「すきっぷ」ではスマホ教室も開いています。

　病気のショックで仕事も辞めて引きこもってしまう方も多く、医療から福祉に繋げる取組みが大切だとの指摘もありました。参院選前であったこともあり、投票のやり方など様々なお話を伺うことができました。

　「すきっぷ」は視覚障害者の方にとって、今後希望の灯となる場所になると思います。

「すきっぷ」浦和区常盤1-3-9-101号

ロイヤルパインズのある交差点「仲町」を浦和橋方面に渡ってすぐ