
昨日は、鴻巣にある消防学校で消防団員としての基礎教育研修を受けました。消防組織法における消防団の位置づけについてなど興味深い点は多々ありましたが、特に印象に残ったのは、消防士の皆さんが隊員全員が無事に消化活動から帰還するため、危険を回避するために日頃から大切にしていることについてでした。
1つはルールや手順を厳守すること。1つはチームワーク。1つはコミュニケーションだそうです。
命がかかった現場なので若手だろうが年下だろうが、言うべきことは言わなければならないのですが、緊迫した現場で危険を察知しても、それを先輩に伝えられるかどうかは、平時の「心理的安全性」がチームの中にあるかどうか、だそう。「心理的安全性」とは、話しやすいかどうか、助け合いの気持ちがあるかどうか、チャレンジする気持ちや新しいことを歓迎する気持ちがあるかどうかといったことだそうで、チームワークを発揮するための心得は組織論としても勉強になりました。
地域防災の担い手としてさらに研鑽を積んでいきたいと思います。

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