top of page

ロータリークラブ、コンパスナビ共催「浦和から創めるREスタート」シンポジウム



 埼玉会館にて私も所属する「浦和中ロータリークラブ」と社会的養護から自立していく若者を支える「一般社団法人コンパスナビ」が中心となり、シンポジウムを開催いたしました。

 児童養護施設や里親の下から巣立った若者たち(ケアリーバー)には、様々な壁が立ちはだかります。仕事がうまくいかない、住むところがない、精神的に支えてくれる関係性がない等々。生活を成り立たせていくためには、行政や民間団体、様々な立場の方々の支援が不可欠ですが、その現状がまだまだ知られていません。

 今回は、第一部で「自らの体験」として若者の声を届け、第二部では、既に支援に関わっている企業や団体さんにご登壇いただきパネルディスカッションを行いました。

若者の声は内容も壮絶でしたが、私たちの見えていない部分、まだまだ言えていない部分にこそ本当の辛さがあるのではないか、傷つけられた心の闇は想像もできないほど暗く深いのではないか、そう感じずにはいられませんでした。

 パネルディスカッションでは、コンパスナビ代表理事ブローハン聡さん、コンパスさんに洋服を寄贈することで支援するクラシカルエルフ中島真さん、コンパスさんに集う若者たちの就労支援をするアイルコーポレーション町田哲雄さん、さいたま市で若者向けシェルターを運営する大倉浩さん、高齢者の居住支援を行っている赤松宏和さん、建築設計士の横田松博さんが支援の現状と課題について討論してくれました。

 埼玉県でもコンパスナビさんの活動支援をしています。今後さらに支援内容を深めていくためにも、今回のシンポジウムは非常に中身の濃い有意義なものでありました。




Comentários


bottom of page