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9月定例会企画財政委員会/大宮北特別支援学校の空調設備に関する要望書提出



 本日県議会は常任委員会の審議が行われ、私は企画財政委員会での補正予算議案1件と行政課題報告「窓口収納におけるキャッシュレス化の推進について」質疑しました。

 補正予算の内容は、①県立特別支援学校に通学する医療的ケア児が福祉タクシー等を利用して通学する場合、保護者に代わり同乗する看護師の配置にかかる費用の増額 ②新生児マススクリーニング検査の対象に2疾患を追加拡大する費用 ③公共事業の追加等 です。

約50億円の補正額のうち、約20億発行される県債について質疑をしました。


Q.国からの交付税措置があるのか?県財政に有利な県債となっているのか?

A.公共事業等債で充当率90%、元利償還金に対する交付税措置率約20%


また、繰越明許費の設定についても質疑を。


Q.繰越明許費の設定が約113億円あるが、資材の納期が遅れていることや人手不足で入札不調が起こっていることなどが理由と聞いており、予定通りにいかない案件は更に増えると予想されるが、今年度まだ半年残している現在、繰越明許費の設定をした理由は?

A.「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が令和元年改正され、適正工期の確保が発注者の責務になった。現時点で、年度末までに工事が終わらないとはっきりしているものは、なるべく前倒しで繰越明許を設定することで、建設業従事者の長時間労働を是正し、休日の確保を図っていきたいということである。


 行政報告である「窓口収納のキャッシュレス化」は、運転免許センターや警察署、パスポートセンターなど県行政の窓口は、以前は証紙購入による支払がされていましたが、今は現金の取り扱いをやめ、クレジットカードやnanaco、WAON、Suica、などの電子マネー、もしくはPayPay、楽天ペイなどのコード決済による支払になったことが主な議題です。

私からは、キャッシュレス決済の利用率が98%であることについて質疑を。


Q.今後も一定数残るだろうキャッシュレス決済ができない方への対応は?

A.きめ細やかな広報と周知を図っていくが、金融機関やコンビニで現金で支払いいただくことになる。


 委員会後、教育長に「大宮北特別支援学校における空調設備に関する要望書」を提出しました。この夏、大宮北特別支援学校ではエアコンが故障し、応急措置として大型扇風機がPTAにより購入されましたが、9月に入ってからも酷暑が続き、児童生徒への健康被害が心配されていました。来年度への予防的措置を含め、あらゆる対応を講じること等を要望しました。




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