本日は越谷で開かれた「中川・綾瀬川流域改修促進期成同盟会」へ出席。去年と大きく違うのは、令和5年6月の大雨で越谷市・草加市・松伏町は大きな浸水被害を受け、令和6年3月29日に中川・綾瀬川は特定都市河川に指定されたことです。
それにより、周辺市町と国、県がタッグを組み「中川・綾瀬川緊急流域治水プロジェクト」が発足し、河川整備や内水対策に国からの予算が重点的につき、補助率がアップしたり、調節池がつくられるようになりました。
具体的には、川幅を3倍に拡幅するためJR宇都宮線の古利根川橋が架け換えられたり(先月28日~29日にかけて初回工事が実施済)、中川支流の忍川べりに位置する行田市に校庭貯留を整備したり、綾瀬川の支流である原市沼川周辺に調節池を整備したり、中川に合流する新方川の河道整備のための用地買収などが行われる予定です。
埼玉県は防災に強い県というイメージがありますが、水害に限って言えば、過去10年の都道府県別浸水戸数でワースト10位となっており、対策は途上です。安心安全な埼玉県をつくるため、県としてもしっかり取り組んで参ります。
Comments