
昨日は嵐山にある県立の障害者支援施設「嵐山郷」を同じ会派の辻議員とともに視察しました。
嵐山郷は、開設されて47年。障害支援区分でも療育手帳の判定区分でも最も重い方々が90%以上を占め、約半数の方々は40年以上嵐山郷で生活されています。
強いこだわりや自傷行為等があり、行動上の支援が必要な方々がお住まいの行動援助部と、機能低下や疾病状況から医療との連携が欠かせない方々がお住まいの生活援護部を見せていただきました。
各寮はそれぞれ障害の特性に合わせた援助ができるよう工夫されています。行動援助部はテレビも紙類もすべてがアクリル板で覆われ、段差も傾斜をつけて登れないようにしたり、生活援護部は各ベッドにセンサーをつけることで寝ているかどうかが把握でき、体温を測るとそのデータが送られるシステムを導入しています。
どの寮もほとんど定員まで埋まっている状態で、全体では322名の方が生活しています。県として福祉のセーフティーネットの役割を果たしていることがよく伝わってきました。
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