「関東地区私立小・中・高等学校保護者会連合会連絡協議会 埼玉大会 」の研修会で元プロボクサーの坂本博之さんの講演会「僕は運命を信じない」を聴講いたしました。
児童養護施設で子ども時代を過ごし、プロボクサーへの夢を抱き、ひたすら邁進し日本チャンピオンまで登りつめた半生に溢れていたのは、周囲への感謝と子どもたちへの愛情でした。 全国の児童養護施設600か所、3万人の子どもたちと触れ合うなかで、子どもたちに夢を与え続けた坂本さんの珠玉の言葉をいくつかご紹介します。
・何事もHOP STEP JUMPであって、いきなりJUMPできるわけではない。 ・(自分の夢をまだ見つけられていない子どもたちに対して) 人との関わりの中で夢のヒントは落ちている。 ・最初から根性のある人なんているのかな? いかにやれたかが自分の力になり、自分を守ってくれる。 ・100円玉の表と裏はいわば光と影。どんな人も光と影を持っている。どっちを見せていくかだ。 ・運命は自分の中にある。いくらでも思いや行動で運命は変えていける。
会場には亀田興毅さんも応援に駆け付け、お二人で取り組んでいるという車いすボクシングの話も。
「愛」という言葉が坂本さんの人生をいつも後押ししてくれていることがよく伝わってきた講演でした。
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